砕石は愛知県を始めとする地元の山林から採取した岩を砕いて製造しています。しかし、昨今では建築廃材など産業廃棄物の処理問題や工事の安全性が取りざたされ問題に。地域住民の方々に安心して過ごしていただけるよう、柴田興業は安全と環境を守る活動を積極的に行なっています。実際に実施された取り組みの一部をご覧ください。
柴田興業は1月に1回安全パトロールを実施しています。これはそれぞれの現場の作業状況を把握し、安全確認を行うためです。例えば、停車中の作業に必須の車止めはトラックはもちろん、営業車両まで不備や故障がないかをきちんとチェック。この確認作業により、停車中の作業もより確実で安全に行えるようになりました。これらの安全対策は誰かに指示されて行なっているのではなく、弊社が自主的に取り組んでいるものです。そしてこれからも無事故・無災害を目指して、従業員、お客様、地域社会の安全を守る取り組みを続けていきます。なぜなら、こうした地道な努力の積み重ねが、柴田興業の仕事への信頼感を高めることに繋がると考えているからです。
柴田興業の砕石場は、地元愛知県の山林を開発して作られたものです。柴田興業はこの山林の環境を守る活動にも力を入れ、精力的に取り組んでいます。はじめに砕石採取の際に発生する、土砂による河川の汚染問題。これを防ぐために、敷地内に調整池を設置しています。土砂が溶け出て濁った雨水や地下水をこの調整池が受け止めてくれるため、河川に汚水が流れない仕組みです。さらに草木の伐採に関しては、復元目標を設定して対応しています。具体的な方法として、採取場所の周囲の森は伐採せずに残し、その上で場所に合った適切な草木を植栽して跡地を緑化。植林活動により、次世代へ好ましい山林環境を引き渡せるよう努めています。こうした地道で忠実な取り組みを積み重ねていくことで、柴田興業の仕事は環境にやさしいというイメージを定着させ、安心感と信頼に繋げていきたいです。また、近年は「エコアクション21」の登録に向けてシステムを整えています。これは環境省が策定した、環境経営への取り組みを行う事業者を認証する制度のこと。事業の中に環境への取り組みを位置づけることで、地域社会への持続可能な成長を支援することも可能になります。資源やエネルギー消費の削減や環境負荷の軽減を目標に、柴田興業は全社的に業務システムを取りまとめている最中です。