先輩の声

先輩の声

現場からの声

建設工事現場や街の区画整理など、作業の指揮や進行を管理する現場監督。
そのやりがいや仕事を長く続ける秘訣について、現場のリアルな声をインタビュー形式でご紹介します。

現場監督として独り立ちするために大切なこと

――どういうときに仕事のやりがいを感じますか?

やはり、自分が担当した現場が完成したときですね。例えば道路舗装に入ったときは、道路を直し終わったら、真っ先に車を走らせてみるんです。これまでガタガタだった道が衝撃なくスーッと滑らかに運転できると「出来上がった!」と思いテンションが上がります。この仕事を長く続けていると、街のあちらこちらにそういった場所が増えていくんです。子どもと一緒に歩いているときに、自分が携わった現場を見かけたら「これ、パパが作ったんだよ」と教えてあげることもあります。自分の仕事の頑張りや成果を目に見える形で子どもに伝えられる喜びは大きいものです。

――仕事を進める上で大切にしていることは?

現場の和を尊重しながら本当にかなえるべき目的は曲げないことです。現場監督に必要なのは、依頼物を期日通りにきちんと完成させること。現場にいる監督がぶれてしまっては現場の指揮が乱れ、仕事が立ち行かなくなります。現場監督にはその責任があることを忘れてはなりません。しかし実際に物をつくりあげていくのは、作業員です。中にはこちらの仕事のミスに気づき指摘してくれる人もいます。また、時には個々の意見や主張がぶつかり合い、折り合いをつけるのが難しいことも。私は立場上、最終的には自分の意見を押し通せますが、そうしたことはあまりしません。できるだけお互いの意見を調整して、双方納得のうえで作業を進めるようにしています。そうすることで現場の風通しがよくなり、よりよい物づくりができるからです。

――長く仕事を続けるために必要なことは?

仕事に対して、適切な責任感を持つことでしょうか。柴田興業の新入社員は、研修や作業を通して先輩から仕事のやり方を学んでいます。実はその中で、ミスをどうリカバリーするのかも覚えていくんです。もちろん、ミスなく仕事をすることがいちばん大切です。でも失敗したことない人なんていないですよね?なので新人のうちにミスをしていい意味で恥をかいておく経験は、後々に役に立つと思います。自分も入社した頃失敗した際に、先輩から教えてもらったことがふたつあります。ひとつはミスをしたら必ず、一緒に働く作業員にも謝ること。これはグループネットワークが発達している柴田興業だからこそ、チームワークが大切だからです。そしてもうひとつは、なぜ間違えたのか原因を究明すること。独りよがりになったり自責の念に悩まされたりしているだけでは、同じミスを繰り返すことになりかねません。つまり、きちんと切り替えて現実に対応する力をつけることが必要なのです。この新人時代の経験のおかげで、現場監督としての大きな責任を全うできるようになれたと思っています。

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