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SHIBACOHグループ紹介③「㈱マテックス合働」

マテックス合働改良土研究開発センター

マテックス合働改良土研究開発センター

 

株式会社マテックス合働は静岡県浜松市に本社のある会社で、解体工事・産業廃棄物処理業を主に取り扱う企業です。
事業内容は土木建築資材販売、道路安全施設設計施工、土木解体事業など多岐に渡ります。
中でも力を入れているのは、限りある資源を大切に環境へ配慮した改良土プラント事業です。

従来の建設工事では資材として砕石や砂利が使用されていましたが、これらは限られた資源であり環境破壊も懸念されています。
また土の場合、不要な残土が出れば埋め立て処分が行われていますが、処分場の確保も難しくなってきているのが現状です。

 

そこで株式会社マテックス合働では、石や土をリサイクル循環させるべく改良土プラントの開発に注力しました。弊社では建設現場から発生する残土、いわゆる建設発生土をプラントで破砕させ、処理をした生石灰を加えて再利用できる土へと土質改良をしています。
生石灰とは、施工性の向上と軟弱地盤の改良に利用するために、ふるい分け等の処理がなされた添加剤のことです。石灰系の添加剤はセメント系に比べ、強度がアップして養生管理がしやすくなるメリットがあります。
これらの土とコンクリートは、静岡県西部を中心に弊社のリサイクル工場である「改良土研究開発センター」で処理を行い、再び使用できる改良土、再生砕石として販売されます。
弊社で販売された改良土は、道路用の路床材や建築現場の盛り土材、管きょ工事の埋戻材など幅広い用途で使用されています。

 

生石灰混合サイロ

生石灰混合サイロ

 

弊社の改良土プラント事業は平成30年にM&Aで取得した事業で、土をリサイクルして再び道路工事や建設工事に使用できる商品にするのが最大の特徴です。
以前までは石や土のリサイクルといえば、川砂などの新材やコンクリート塊などを砕いた再生品で代用していました。しかしこれも新材採取や発生した土の処分が必要なため、完全なリサイクルとは言い難い状況でした。

改良土・RC40生産設備

改良土・RC40生産設備

 

この問題を解決すべく、弊社は当プラントにて何度でもリサイクル可能な100%循環型の改良システムを確立したため、天然資源の枯渇や自然環境の破壊防止に大きく貢献することとなります。

また、解体や産廃処理から再生産、販売までをワンストップで対応できるグループネットワークを活かした、無駄の一切ないビジネス形態も大きな強みのひとつです。

株式会社マテックス合働は、高品質な改良土の製造販売を通じて地球に優しいリサイクル循環された社会を目指しています。

 

(株)マテックス合働 改良土プラント事業のご案内

 

【改良土とは】

弊社では建設現場から発生する残土いわゆる建設発生土を プラントで粒径を整える破砕を行い、添加材として生石灰を 、ふるい分け等の処理をし土質改良土として再生させます。 道路用の路床材、建築現場の盛土材、管きょ工事の埋戻材 として利用されています。

【生石灰について】

生石灰自体の水和反応による土中の含水量の低下と、 水和に伴う体積膨張作用がおこり、施工性の向上と軟弱 地盤の改良に利用されています。

【石灰系とセメント系改良材との比較】

石灰系 セメント系
初期強度 ○強制脱水効果大
○粘性土 効果大
△混合具合影響
○砂礫質 効果大
長期強度 ◎長期効果大 ○1~2か月効果
混合性 ○全般に効果 △粘性は効果薄
施工環境 ○高温・低温影響無し
△雨天時低下
△低温時低下
○雨天影響少ない
養生管理 ○再掘削、施工可 ×再掘削、施工不可

【プラント概要】

名 称 改良土研究開発センター
住 所 浜松市東区豊西町938-1
事業内容 建設発生土の土質改良リサイクル
産業廃棄物中間処分業
取扱商品 土質改良土40-0 タマソイル40-0(県登録番号1449-1)
土質改良土 5-0 タマソイル 5-0(県登録番号1449-2)
再生砕石 40-0
生産能力 改良土40-0 400 t/h
改良土5-0 100 t/h
再生砕石 400 t/h
設備能力 破砕機 50 t/h 55kw
ふるい機 180 t/h 7.5kw
敷地面積 6534.36m²
設置年月日 平成8年12月
産業廃棄物処分業
許可品目
浜松市 第06321038901号
がれき類
ガラスくず・陶磁器くず及びコンクリートくず
静岡県データベース 新技術新工法 評価:レベル3 登録番号:1449

改良土

静岡県
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